Dis-moi ce que tu manges, je te dirai ce que tu es.
突然のフランス語…
英訳は、
Tell me what you eat and I will tell you what you are.
日本語では、
「君が普段食べているものを言ってごらんなさい。君が何者かを言い当てようじゃないか。」
1825年に出版された「美味礼賛」の一節に示された言葉です。
著者は、法学・化学・医学を修め、美食家であり、法律家として活躍したフランス人ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン(Jean Anthelme Brillat-Savarin)
氏の人生終焉間際に上梓され、世界へ伝播。
ライフスタイルに於ける食の重要性を明快に表したフレーズは、まるでキャッチコピーのよう。
世界各地で今でも生きた言葉として受け継がれています。
それは、この言葉が核心をついており、人々の思想・思考に定着している表れと言いこともができるかもしれません。
「食事(栄養)は大切よね…」
でも、なんとなく頭ではわかってはいても、日常には目の前にあま~い誘惑がたくさん待ち受けているし…、実践して、継続することはなかなか簡単ではないのも事実。
昨今では、栄養学・生理学の知見も深まり、食べたもの、すなわち食材(栄養素)、調理法、摂取カロリーの他に、何時に食べたのか?といった時間的観念にも配慮することが大切だということも明らかにされました。
ちょっとした工夫は必要。でも基本は変わらない。
食事は美味しく、楽しみながら摂ることが大切ということ。