仕事帰り、家事の合間、おやすみ前。
ヨガは、いつでも、どこでも、思い立ったその時に、始められる気軽さがあります。
お気軽な一方で、ストレスフルな毎日、眠りが浅い、肩こり・腰痛が気になる、不安がある。このような日々のココロとカラダのお悩みにも、その効果は発揮されます。
「お気軽・お手軽なのに効果を発揮⁉」生活に取り入れない手はありません。
では、実際に、ココロにもカラダにも嬉しいヨガの効果について見ていきましょう!
目次
2.ヨガのメカニズム
2.1 ココロとカラダに良い理由
2.2 美容にも良い
3. ヨガを始めましょう!
3.1 あると便利なヨガグッツ
3.2 どこで始める?
3.3 おすすめヨガ動画
4.ヨガにもアロマ!
5. まとめ
1.ヨガは1つではない⁉
昨今、多くの方々がヨガをエクササイズの1つとして生活の中に取り入れています。
一方で、わたしたちが「ヨガ」と聞いて思い浮かべるのは、「リラクゼーション」「ゆったり」「ストレッチ」「瞑想」など、運動強度はあまり高くなく、筋力の強化よりはリラクゼーション効果に比重が置かれたエクササイズというイメージではないでしょうか?
このイメージに近いヨガは、「ハタヨガ」と呼ばれるヨガの一派です。呼吸を整え、カラダの状態に耳を傾け内観すると共に、全身の血液循環を促すことが目的のポーズ(アーサナ)が多く用いられています。
ハタヨガ以外の、主なヨガの種類も見てみましょう。
【ヨガの種類】
種類 | 発祥地 | 運動強度 | 特徴 |
ハタヨガ | インド | 低 | 1つ1つのアーサナと共に、瞑想、内観を重要視 |
ヴィンヤサ―ヨガ | インド | 中 | ハタヨガのアーサナを途切れることなく、一連の動きとして用いる。ハタヨガに比べ、よりエクササイズの要素が高い。 |
アイアンガーヨガ | インド | 低 | 創始者はヨガ指導者のB.K.Sアイアンガー氏。プロップスを用いて正しいアーサナへ導く。 |
アシュタンガヨガ | インド | 高 | 高度なテクニックを要するアーサナが多く中級から上級者向け。体幹バランスを強化 |
パワーヨガ | アメリカ | 高 | ヴィンヤサ―ヨガのアーサナの連続性を強化しアシュタンガのテクニックを取り入れたヨガ。 |
2.ヨガのメカニズム
ココロとカラダの働きにホルモン分泌バランスが大きな影響を及ぼす女性にとって、エクササイズは、その運動強度によっては、必ずしもプラスの結果ばかりを生み出す訳ではありません。
一方で、ヨガは、女性のカラダの仕組みに上手くマッチングするエクササイズです。その理由を見てみましょう。
2.1 ココロとカラダに良い理由
ココロとカラダ双方にとって良い一番の理由は呼吸。
呼吸は、生命活動に必要な酸素を空気中から体内へ取り込み、エネルギー産生時に発生した二酸化炭素を体外に排出する働きを担うと共に、自律神経を整え、リラックスした状態である副交感神経を優位にします。
もう1つは、全身をしなやかに動かすことでもたらされる効果。
筋肉の柔軟性を高め、可動域も広げるため、日常動作がスムーズになると共に、血液循環を促すため、冷え性やコリなどのお悩み改善にもアプローチできます。
また、睡眠への効果としても、ヨギーニ(ヨガを行うひと)は、ヨガを行っていない人に比べて、深い眠りのノンレム睡眠と覚醒へ導くレム睡眠共に良好な睡眠サイクルへ導くことが知られています。
良好な睡眠へ導く目的では、就寝前にヴィンヤサ―ヨガなど運動強度が中等度以上のヨガは交感神経を活性化する可能性がありますので避け、瞑想を重視するハタヨガを取り入れることをおすすめします。
2.2 美容にも良い
ウェルエージングやお肌の弾力性への役割も担っていると言われる女性ホルモンのエストロゲン。過度のストレスが心身に加わることで、エストロゲンの分泌は抑制されます。
ヨガは、適度な運動強度と呼吸法によりリラクゼーションをもたらし、エストロゲンの分泌をサポート。
お肌も健やかに保つ良い効果が期待できます。
3. ヨガを始めましょう!
いつでも、どこでも始められるヨガ。この気軽さによって、「明日から」とむしろ先延ばしにしていませんか?
早く始めれば始めるほど、長く続ければ続けるほど、その効果は目に見える形で訪れます。
3.1 あると便利なヨガグッツ
お気軽・お手軽に始められるのが魅力の1つでもあるヨガ。
もちろん何もなくても、あなたのカラダ1つで始めることは可能です。
一方で、不用意な転倒などによるケガを防いだり、まだまだ難しいと感じるアーサナをサポートしてくれたりと、あると便利なヨガグッツ。
どのようなグッツがあなたのヨガライフをベストな状態へ導き、サポートしてくれるのでしょうか?
1.ヨガマット
2. ヨガマットキャリアケース
3. ヨガマットお掃除用スプレー
4. ヨガウェア
5. ブロック
ヨガワーク前後の水分補給もお忘れなく!
3.2 どこで始める?
現在では、YouTubeなどで、気軽に楽しめるようになったヨガ。見よう見まねでも実践できます。全くカラダを動かさないより効果があるのはもちろんです!
一方で、正しいアーサナで実践していないと、本来得られるはずの効果も半減。効果が見えないと続け難いのも事実です。
ヨガ習得レベルに合わせて、正しいアーサナ、より高度なアーサナを習得するためのレッスン方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?
習得レベル | レッスン方法 | 補足事項 |
入門~初級者 | ・スタジオ(パーソナル、グループ)
・オンライン(パーソナル) |
アーサナの種類を習得し、正しいポジションかを評価してもらいましょう。 |
初級者~中級者 | ・スタジオ(パーソナル、グループ)
・オンライン(パーソナル、グループ) ・セルフ(YouTubeなどを活用も含む) |
前回レベルでの修得事項を基に、より正しく高度なアーサナにもチャレンジ!大きな発展が見えにくい段階ですが、継続が大切な時期です。 |
中級者~上級者 | ・スタジオ(パーソナル、グループ)
・セルフ(YouTubeなどを活用も含む) ・上級者は講師として他者にレクチャー |
バランス感覚も研ぎ澄まされ、より高度なアーサナもできるようになり、達成感に満たされることでしょう。 |
3.3 おすすめヨガ動画
Full Body Flow | 20 Min. Yoga Practice | Yoga With Adriene
《提供元情報》 Yoga With Adriene
米国テキサス発、全米で15年以上もの講師経験を有する女優であり起業家のマルチインストラクターAdrieneにより創設。Youtubeでは登録者数1030万人を誇る。無料Youtubeレッスン他、会員限定レッスンも提供中。
《運動種目》 ヴィンヤサフローヨガ
《所要時間》 20分
《受講レベル》 ヨガ・ピラティス経験者 初級~中級
《チャンネル登録者数》 1030万人
《おすすめポイント》20分という短い時間の中に、美しいボディーラインとコアバランス養うためのアーサナとフローが凝縮。アーサナとフローが軽快に心地よく構築されており、飽きずに楽しみながら効果的な20分間を満喫できます。
4.ヨガにもアロマ!
ヨガは、しなやかなカラダと共に呼吸を整えるワーク。
一方、芳香(アロマ)は、呼吸と共に、鼻腔から直接脳へ届けられます。
だから、ヨガワークにアロマを取り入れることで、リラクゼーション効果、または、リフレッシュ効果をすぐに感じることができます。
アロマスプレーはヨガワーク用とヨガマットお掃除用の2本をそろえておくと便利!
《リラクゼーション効果》
スウィートオレンジ、マンダリン、ベルガモット等の柑橘系を中心とした香りがおすすめ。
《リフレッシュ効果》
ミント系、ローズマリーなどのハーブ系、覚醒効果のあるグレープフルーツもおすすめ。
ミント系、ティートリー、ユーカリ、パイン(松)など抗菌効果が期待できるスッキリした香りの精油がおすすめ。
※ヨガワークの前後、芳香が強すぎる場合は、ワーク途中でも、適宜換気を行いましょう。
5. まとめ
お肌にも、血液循環にも、睡眠にも役立つヨガ。
ベースとなる呼吸法は、リラックスモードの副交感神経を高め、緊張の緩和にも最適です。
生活の中に取り入れることで、ポジティブな効果を得られることは間違いありません。
朝10分。デスクワークの合間に10分。夜20分など細切れに導入することで、ココロもカラダも疲れやストレスを溜め込む前にリカバリーしてくれることでしょう。
ビーチや森林、公園など、週末には自然の中で実践できると更にココロもカラダも喜びます。
行きたい!ですね。